介護ヘルパーはお手伝いさんじゃなくて

8月末に義母が自宅に戻ってから、週3回のデイサービスと日曜日以外毎日の訪問介護生活援助(いゆる介護ヘルパー)を利用しているのですが、気になるのは、義母が介護ヘルパーを自費で雇っているお手伝いさんと誤解していることです。

 

夫や義妹を含めた40歳以上の人たちが納めている保険から9割負担となっていることとか、サービス内容が決まっていることを、何度説明してもなかなか理解できないようで、約1ヶ月経って呼び名だけは「ヘルパーさん」というようになりましたが、内容を理解しているかというと・・・

 

さらにいえば、骨折後の養生で帰宅までの間はショートステイを利用していたのですが、老人専用の宿泊施設と勘違いしているようで、自分の判断でいつでも利用できるように思っていたり・・・

 

介護保険のしくみを理解して、介護サービスを利用している高齢者の方が少ないでしょうね(>無理もないか・・・)。

もしかしたら、その家族でさえ負担が少なくて済むくらいしか知らないのかもしれません。

 

私としては、ケアマネージャーや介護サービスの担当者等とやり取りする機会が増えたせいか、正しい理解のもとに利用することを伝えるのが自分の使命のように思えて、何気に介護サービスについての啓蒙活動をしています。

このブログもそのひとつです。

 

エラそうなことが言えるほど私自身も詳しいわけではないので、知識や情報を仕入れて最新の状態にしておかなければ、と感じています。



ちなみにこれから介護サービスについて学ぶのでしたら、利用者側からだけでなく、ビジネス側の本を読むのもお勧めです。


参考 : 『これならわかる<スッキリ図解>介護ビジネス』 辻川泰史(著・編集),小濱道博(著),堀之内高久(著)、翔泳社刊 ※外部リンク